地方独立行政法人さんむ医療センター様に内視鏡(超音波)所見入力システムを納品してきました。
まだβ版でして、まだまだこれからブラッシュアップしなければならないのですが、まずは前身のシステムよりシンプルな構成になり、サクサク動くようになったのでよかった。
(前身のシステムは仮想マシンを使った構成になっており、ちょっとサーバー管理の経験がある人がいないと運用が厳しいことが判明。
今回も、仮想マシンが落ちていて入力システムが利用できなくなっていました。)

今回はWindows 8にWindows版のPostgreSQLをインストールして利用していますので、サーバー運用の経験などなくても気軽に利用できてしまいます。
おかしくなっても、Windowsを再起動しちゃえばまず大丈夫。
バックアップからのリストアも非常に簡単なので、マニュアルさえしっかり作ってしまえば、ある程度パソコンが使える方なら問題なく行えてしまうと思います。
今まではクライアントにMicrosoft Accessを利用したシステムだったので、Accessを購入していただかなくてはいけなかったんですが、今回のはそれもいりません。
Windows XPでもしっかり動きます。

で、さんむ医療センターの消化器部長(僕の内視鏡の師匠の一人)に使ってみていただいて、いろいろと厳しくも暖かいアドバイスをいただきました。
技術的なところだけでなく、「内視鏡や超音波の世界の方々には、こうしなきゃ受け入れてもらえないぞ!」というところを、がっちりと教えていただきました。
考えてみたら、内視鏡学会の重鎮たちをよく知る先生に、直接アドバイスを頂けるってものすごいことですね。
心から感謝。
精進したいと思います。